枕石漱流

　大沢田堰（仮称）は、砂土路川の水を国道４号線洞内橋下流５０ｍ程に設置された第１頭首工（写真6-1-1）から取水し、馬洗場、大沢田を経由して東北町大浦に至る用水路です。その受益地は、馬洗場下町、大沢田外前田（そとまえだ）・大洞（おおほら）・葉ノ木谷地（はのきやち）・長根（写真6-1-2）・佐ノ田（さのた）・早坂・大開（おおびらき）、並びに東北町大浦井尻（いじり）・下砂土路・榎谷地（えのきやち）など砂土路川左岸域です。

　大沢田堰の水量を途中で補充するために、県道１６５号線立崎橋のすぐ下流の葉ノ木谷地に設置された第２頭首工（写真6-1-3）から取水し、長根で大沢田堰に合流させています。

　樋口川は、洞内千刈田（せんがりた）の西端で県道１６９号線の下を横断します。立崎堰（仮称）は、その横断地点のすぐ上流から取水し（写真6-2-1）、洞内、立崎、大沢田を経由して、東北町大浦に至る用水路です。その受益地は、洞内千刈田、立崎小沼袋（こぬまぶくろ）・押付（おしつけ）、大沢田佐ノ田・鍋久保（写真6-2-2）・小下内（こしたない）、並びに東北町大浦上砂土路・東堤尻（ひがしつつみじり）・上川内（かみかわうち）など砂土路川右岸域です。